▼どんなえいご絵本?
19世紀に活躍した「モダンデザインの父」と称されているイギリスのテキスタイル・デザイナー、ウイリアム・モリスのデザインをベースに、現代のアーティストがイラストを添えた美しい1冊。時を経ても愛され続けるモリスのデザインは、眺めているだけで幸せな気分に。誰もが知る古典的クリスマスの詩『Twelve Days of Christmas』にふさわしい、美しい装丁に仕上がっています。
現代でも多くの人々に愛されつづけ、そのデザインはステーショナリーや服、小物やインテリアなどに活かされています。一度は目にしたことのあるテキスタイルを発見することができるかもしれません。ホリデーシーズンのギフトにおすすめの1冊です。
"12 days of Christmas" とは、クリスマス(12月25日)から始まる 12 日間のこと。クリスマスを祝う歌として英語圏でよく知られています。12 日目の次の日(1月6日)には、「公現祭(エピファニー)」というキリスト教の祭日があります。「公現祭(エピファニー)」は、キリスト生誕を祝って、東方の三賢者(Magi)が贈り物を持って現れたことを記念する日。歌詞では、クリスマスと公現祭の間に毎日贈ったギフトが歌われており、一行ずつ増えていく「つみあげ歌」の形式をとっています。
▼関連動画
さまざまなアーティストが"12 days of Christmas" をカバーしていますので、その一部をご紹介します。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
Super Simple Song -12 DAYS OF CHRISTMAS
Natalie Cole - The Twelve Days Of Christmas
Pentatonix - 12 Days Of Christmas
▼著者について
William Morris is best known as the 19th century's most celebrated designer, but he was also a driven polymath who spent much of his life fighting the consensus. A key figure in the Arts & Crafts Movement, Morris championed a principle of handmade production that didn't chime with the Victorian era's focus on industrial 'progress'.
引用:https://www.vam.ac.uk/articles/introducing-william-morris(2022.12.5)
ウィリアム・モリスは、19世紀で最も有名なデザイナーとして知られていますが、意欲的な博識家でもありました。産業革命による工芸品の品質低下を危惧し、工業的な「進歩」を重視するヴィクトリア時代にはそぐわない、職人による手仕事の復興を提唱しました。
著者名 | William Morris、Liz Catchpole(著) |
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出版社名 | Puffin |
外寸 | 25.5 x2.0 x 18.5cm |
ページ数 | 32ページ |
発売日 | 2019/11/7 |