BOLOGNARAGAZZI AWARD, NEW HORIZONS, BOLOGNA, 2008
(2008年ボローニャ・ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)受賞)
▼どんなえいご絵本?
中央インドのゴンド民族出身の最高のアーティスト3人の手により、樹木をめぐる神話的な世界が展開されます。ゴンド民族の信仰では、人間と木の命は密接に結びついてると考えられている。木は宇宙を内包し、夜が訪れると、木が育んだ精霊が煌々と輝き出す。 ふっくらとした手漉き紙に、繊細なシルクスクリーン印刷。独特のインクの匂い。南インド、チェンナイにある出版工房タラブックスの熟練の職人の手により丁寧に仕上げられた、工芸品ともいうべき絵本。シリアルナンバー付限定版。この本は、サスティナブルに生産されたコットン製のブックスリーブに入っています。
著者名 | Bhajju Shyam、Durga Bai、Ramsingh Urveti(画)、Gita Wolf(著) |
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出版社名 | Tara Books |
外寸 | 33 × 23 cm |
ページ数 | 48ページ |
発売日 | 2006/6/1 |
▼世界から注目を集めるインドの出版社Tara Booksとは
2012年にインドチェンナイで女性2名によって創業されたインドの出版者ですが、独自の紙から印刷、製本まですべて手作業で行うスクリーン印刷手法で作られている絵本であること、絵本という枠を超えたアートとしての美しさや、普遍的なトピックを取り扱うことから世界から注目を集めています。
人種や民族を超えた普遍性のある戦争や災害、環境などの社会問題から、インドの古典やギリシャ神話などクラシックなテーマの再構築、インドのストリートカルチャーなど、扱うジャンルは幅広です。
▼Tara Booksについてもっと知りたい方は
・Numero Tokyoの「“奇跡の出版社”タラブックス 心を動かす本の秘密とは」の描写をご覧ください。
・Tara Books オフィシャルサイト
・Tara Books 公式Youtubeチャネル
4:05 How The Night Life of Trees was printed in 2006 より製法プロセスをご覧いただけます。